地下アイドルなってみたいけど給料未払いとかあるって聞くし不安・・・
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は地下アイドル業界とも親交が深いコンカフェオーナーの私が
・給料未払い問題
・地下アイドル運営の闇
などについてまとめていきたいと思います！
是非参考にしてみてください♪
給料未払いは実際ある？
結論から言うと給料未払いになることは
結構あります。
当然割合で言うと貰える確率の方が多いですが、”ほとんどない”とは言えないのが現実ですね。
というのも今の時代地下アイドルを立ち上げるのってそんなに難しくないんですよね。
それなりに衣装やオーディション、ライブイベントの準備などに力を入れるのであれば立ち上げの資金に数百万円かかったりますが、安く抑えようとすれば100万円かけずに立ち上げたりすることも可能です。
極端な話ですが、SNSが発達している現代ならこれを見ているあなたもTwitterで「アイドル募集します」と名乗って応募がくればプロデューサーになれてしまうのです。
そうなると運営経験や信念もクソもない人間がプロデューサーとして活動出来てしまうので、普通では考えられないような問題が地下アイドル界隈では起こってしまいます。
ちなみに地下アイドルの給料制度はこちらでまとめています。
問題は表には出てきづらい
ネットで「地下アイドル 給料未払い」なんて調べると、１つのグループの1つの事例ばかりが取り上げられていて、”そういう事件って意外と少ないのかな？”と考えてしまいがちなのですが、実際ニュースにならないところでもっと事件は起きてます。
知名度の低いアイドルグループであれば法に触れない限りニュースにはなりません。
地下アイドル界隈ではニュースにならずとも突然プロデューサーと連絡が取れなくなり活動休止せざるおえなくなったり、水商売や風俗店のバイトを紹介されたり、事前説明無しに急に解散通告をされたりすることもあります。
先ほど説明したように運営元が保証されていない組織（個人）がプロデューサーの場合、計画性やタレントを売る能力はないことがほとんどですから、”儲からない”とわかった時点でかなり適当にフェードアウトしていくことも少なくありません。
給料がもらえなかった時の対処法
給料が貰えなかった場合労働基準監督署に相談に行くのが一般的で、細かい状況などを報告するとアイドルの運営組織に国から給料の支払い通達が行きます。
別事業も行っている普通の会社や、まともなプロデューサーであればこの支払い通達が来たら給料を払ってくれますが、この支払い通達には「給料を支払わせる強制力はない」ため往々にして無視されてしまいます。
そもそもプロデューサーが会社ではなく個人やペンネームで活動している場合、身元や住所がわかっていないと支払い通達を送れません。
ここまでで給料を貰えなければ次は弁護士への相談になりますが、地下アイドルはルール遵守の誓約書は書かされても、雇用契約書は書かないことが多いです。
給料を貰うにはまず雇用関係があったのかどうかをこちらが証明する必要があったり弁護士費用がかかるためここで泣き寝入りになってしまうことも多いです。
資金的な余裕や証拠があればきちんと裁判をすれば勝てるでしょうから、しっかり戦った方がいいですが中々難しいですよね・・・
その他クソ運営の問題
前述の通り地下アイドルの運営は結構簡単になれてしまうためクソみたいな運営が多いです。
給料未払い以外に起こりがちな問題を紹介していきます。
①パワハラ
思ったようにグループが売れず、資金的に厳しくなってくると運営もカリカリしてきます。
売れない責任をメンバーに押し付けて説教してきたりは日常茶飯事。
なんとか売上を作るために、より性的に過激な売り方をしようとする場合もあります。
活動していると「お前らの頑張りが足りないからいつまで経っても売れないんだ！」
なんて言われて病むことがあるかもしれません。
もちろんアイドル本人たちにも責任はありますが、アイドルが売れない根本的な原因や責任は必ず運営にあるということだけは忘れないようにしましょう。
②セクハラ
プロデューサーという立場を使って断れないメンバーと性的な関係を持とうとするプロデューサーもいます。
③辞める時に揉める
運営の意図しないタイミングでグループを卒業しようとすると結構揉めますね。
話し合いが上手くいけばいいのですが、上手くいかない場合は「違約金を払え」「芸能界から干してやる」なんて脅されたりするものです。
辞めたい時に考えるべきこと
地下アイドルを目指している人に伝えたいことがあります。
それは”辞めたいと思ったら辞めていい”ということ。
ここまで読んだ方は理解されたと思いますが、地下アイドル業界って本当にクソみたいな運営が多いです。
まともな運営組織であれば頑張って続けることに意味もありますが、やばい運営だと思ったらすぐに辞めた方がいいですよ。
しょうもない組織での活動は貴重な時間の無駄ですし、将来のためにもなりません。
辞めようとすると「芸能界から干してやる」なんて脅し文句を聞くかもしれませんが、グループをまともに運営出来ない組織にそんな力はありませんから安心してください。
違約金などについてはこちらの記事でまとめているので、気になる方は是非ご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は地下アイドル業界の給料未払いやその他問題についてまとめてみました！
アイドルと言えば女の子の憧れの職業だと思いますし、実際普通の生活では味わえない貴重な体験がたくさん出来るので興味がある方は挑戦してもいいと私は思っています✨
ただやばい運営がはびこっているのも事実です。
裏側を事前に知っておくことで被害に遭う可能性も減ると思うので、地下アイドルを目指している方の参考になれば嬉しいです。
それでは最後までありがとうございましたm(_ _)m
コメント